きょう1日の関東 夕方から雷雨・突風・ひょうに注意 ひょうの被害を防ぐには
夕方から天気急変に注意
けさは、関東南部で雨の降っている所がありますが、雨雲は次第に東へ遠ざかるでしょう。雲が広がりやすいものの、昼過ぎまで晴れ間の出る時間がありそうです。洗濯物を外干しするなら、午前中が良さそうです。
ただ、夕方から北部で雷雲が沸いて、夜にかけて広い範囲で雨や雷雨があるでしょう。落雷や竜巻などの激しい突風、急な強い雨にご注意ください。ひょうの降る恐れもあるため、農作物の被害にも注意が必要です。
最高気温は、きのう(30日)より高い所が多いでしょう。北部で23℃くらい、南部で20℃前後の予想です。
雷の前兆
・真っ黒い雲が近づいてくる
・雷鳴が聞こえる
・稲光が見える
雷鳴が遠くに聞こえても、雷を伴う積乱雲は、移動する速度が時速40㎞になることもあり、すぐに近づいてくる可能性があります。このような現象が見られたら、鉄筋コンクリートの建物の中に移動して、安全を確保してください。雷が鳴っている時は、突風の吹くことがあるため、屋内にいる場合は、窓から離れた部屋の中央付近に避難しましょう。
屋外で避難できる場所が近くにない場合は、しゃがみこんで、耳をふさぐ姿勢をとってください。靴のかかとをつけて、つま先立ちの姿勢を保つようにしましょう。
ひょうの被害を防ぐには
ひょうが降る場合は、次のような方法で、被害を最小限にとどめたいものです。
① ひょうが人へ当たると、ケガをしてしまいます。ひょうが降ってきたら、頑丈な屋根のある建物の中へ避難しましょう。また、屋外にある車は、厚手の毛布や布団、ベニヤ板などで車体を覆うことで、雹の衝撃を和らげることができます。
② 家の窓ガラスに、ひょうが当たると、ガラスが割れてしまうため、雨戸やシャッターがあれば閉めておきましょう。雨戸やシャッターがなければ、カーテンを引いておくだけでも、割れたガラスが室内に飛び散るのを、少しでも防ぐことができます。
③ 農作物は、事前に網で覆うと、ひょうが直接当たることを防ぐことができます。網は、なるべく目の細かい物を使用してください。また、ひょうが網の上にたまると、その重みで、網が破けることもありますので、網をしっかり取り付けることが大切です。
ゴールデンウィーク 5日(金:こどもの日)までお出かけ日和
5日(金:こどもの日)は雲が広がりますが、天気の崩れはなさそうです。ただ、6日(土)~8日(月)は広く雨が降るでしょう。局地的に雨や風の強まる可能性があるため、最新の気象情報をご確認ください。