みずがめ座δ(デルタ)南流星群 今夜遅くにピーク 見られる所は?
今夜遅くにピーク
国立天文台によると、この流星群は、北群と南群に分けられる場合もありますが、現在は南群だけがほぼ観察されており、南群だけを「みずがめ座δ流星群」と呼ぶことも多いそうです。
この時期は3大流星群の一つ、ペルセウス座流星群も出現期間に入っているため、運がよければ多くの流星に出会えるかもしれません。
観察のコツは「暗い」「広い」
まずは、街灯などの明かりが少なく、暗い場所がおすすめです。周囲が明るいと、暗い流星などは見えづらくなっていまいます。
次に、空が広く見渡せる場所を選びましょう。どの流星群でもいえることですが、放射点に限らずどこでも発生する可能性があります。方向を気にすることなく、より広く空を見渡すことで、流星を見られるチャンスが広がります。
今夜の天気は?
・北海道や東北は、晴れる所が多く、特に東北は一晩中観察に適した天気となりそうです。
・関東や東海、北陸は、内陸を中心に狭い範囲で雨雲が発生しますが、日付が替わる頃には雨雲が解消してきます。より遅い時間ほどチャンスありです。
・近畿~九州は、湿った空気の影響で雲が広がりやすいでしょう。特に四国や九州南部は雨が続くので、あいにくの天気となりそうです。
流星群はピーク前後の数日は見られるので、もし今夜は曇りや雨だったとしても、あす以降、晴れた夜に空を見上げてみてください。