関西 1か月予報 梅雨入り遅れるも多雨傾向 6月後半は体にこたえる蒸し暑さに
関西の梅雨入り予想は「6月中旬」
関西の平年の梅雨入りは6月6日ごろですが、今年はオホーツク海高気圧の張り出しが強いことから、梅雨前線は北上しにくく、しばらくはまだ日本の南の海上に離れたままでしょう。
6月中旬になると、ようやく梅雨前線は本州の南の海上まで北上する見込みです。このタイミングで、関西は平年より遅れての梅雨入りとなるでしょう。
6月スタート衣替えや雨への備えを 梅雨入り後は大雨に注意
第1週(6/1~7)は、オホーツク海高気圧に覆われて、関西は晴れる日が多いでしょう。2日(日)と3日(月)は急な雨に注意が必要ですが、4日(火)以降は雨が降るとしてもごく一部の地域に限られそうです。ぜひこの期間に、コートや厚手の服をしまって夏物の服を出すなど、衣替えをしておきましょう。
第2週(6/8~14)は、梅雨前線が西日本の南の海上まで北上する見込みです。関西では、曇りや雨の日が増えるでしょう。第3~4週(6/15~28)になると、梅雨前線は西日本から東日本付近に停滞しやすくなるため、関西では曇りや雨の日が多くなる見込みです。
また、関西の6月1か月の降水量は、太平洋側で平年並みか平年より多くなる見通しです。今年の梅雨入りは遅れる見通しにもかかわらず、雨の量は多くなる傾向です。梅雨入り早々にして、太平洋側を中心にたびたび大雨に見舞われる可能性もあります。大雨への備えは早めにしておくようにしてください。