1か月予報 晴れる日多いが 秋の終わり感じる気温に
2019年11月01日18:30
向こう1か月 天候の特徴
ただ、ここから先は傾向がかわってきそうです。昨日(10月31日)、気象庁が発表した1か月予報によりますと、この先1か月の気温は、北日本・東日本・西日本でほぼ平年並みの見込みです。例年11月は、季節が秋から冬に移り変わっていく時期で、気温がどんどん下がる1か月です。東日本・西日本にお住まいの方も、そろそろ厚手の上着、暖かい布団を用意しておいた方がよいでしょう。沖縄・奄美は平年並みか高いでしょう。
降水量と日照時間は、北日本の日本海側でほぼ平年並みの見込みです。一時的に冬型の気圧配置となりやすい時期があり、曇りや雨または雪の降る日が多いでしょう。北日本から東日本の太平洋側もほぼ平年並みで、平年と同様に晴れる日が多い見込みです。東日本の日本海側と西日本、沖縄・奄美も晴れる日が多くなるでしょう。
※北日本・・・北海道、東北
東日本・・・関東甲信、北陸、東海
西日本・・・近畿、中国、四国、九州
1週目(11月2日~8日)
そのため、全国的に晴れの日が多いでしょう。日本海側の地域では、平年に比べて曇りや雨の日が少なくなりそうです。沖縄・奄美では、天気は数日の周期で変わりますが、平年に比べて曇りや雨の日が少ないでしょう。気温は、北日本は平年並み、東日本は平年並みか高いでしょう。西日本では平年より高く、この時期らしい秋の服装よりは、やや薄手のものが引き続き活躍しそうです。
2週目(11月9日~15日)
東日本・西日本でも、季節の進みがよりハッキリと感じられるようになるでしょう。日本海側は曇りや雨の日が多く、しぐれのような天気になることもありそうです。太平洋側では晴れる日が多くなりますが、日中でもひんやりと感じられる日があるでしょう。とくに、西日本では気温が平年並みか、平年より低いと予想されており、気温の変動が大きくなる所がありそうです。秋冬の服装が活躍するようになるでしょう。
3~4週目(11月16日~29日)
東日本・西日本でも、日本海側は曇りや雨の日が多いでしょう。太平洋側はこの時期らしく、晴れる日が多くなりそうです。気温はほぼ平年並みの予想です。11月下旬の最高気温の平年値は、東京で14.5度、大阪で15.5度、福岡で15.9度です。平野部でも紅葉が見ごろを迎える所が多くなりますが、お出かけの際は暖かい服装が必要になりそうです。