北海道の1か月 記録的な積雪となる恐れ
2020年12月31日19:14
1週目(1月2日~8日) 極寒と大雪の正月に
一連の寒気のピークは明日(元日)と見られ、最高気温で氷点下8度前後、一日で降る雪の量は多い所で50センチが予想されています。その後も寒さや大雪が続き、3が日だけで100センチ前後の雪となる可能性もあります。交通機関への影響の恐れもあるため、最新の気象情報に加え、交通情報にも注意が必要です。
2週目(1月9日~15日) 記録的な積雪か?
今日(12月31日)午後6時の時点で、道内で最も雪が多く積もっているのは上川地方の幌加内町朱鞠内で158センチですが、1月の1週目、2週目の雪の降り方によっては、これからの半月ほどでさらに100センチほど積雪が増えてもおかしくはありません。道内で1月前半の時点で積雪250センチを記録した年は過去2回しかありませんが、この冬は史上3度目の記録的な積雪となるかもしれません。
3~4週目(1月16日~29日) 平年並みだが油断禁物 道東はようやく?
また、その他の地域でも平年と同様に雪が降ることになれば、これまで雪が少なかった道東でも1月は後半を中心に雪の強まる可能性があります。今シーズン、まだ1センチ以上の積雪を一度も観測していない帯広でも、1月の平年の降雪量は59センチ。いよいよ本格的な冬景色の到来となりそうです。