西から雨エリア拡大 九州は1時間50ミリ以上「滝のような雨」に警戒 関東も不安定
2022年06月05日11:38
西から雨エリア拡大
雨の範囲は次第に東へ広がり、中国・四国、近畿では午後は広い範囲で雨、東海も夜は雨となりそうです。
関東は、西から雨雲の本体が進んでくる前から所々で雨や雷雨となるでしょう。南よりの風と北よりの風がぶりかり天気図に書かれないような前線が発生、また、上空の寒気や湿った空気の影響もあり大気の状態が不安定となりそうです。2日と3日は関東で大雷雨となり、ひょうが観測された所もありました。そこまで不安定ではありませんが、午後は空模様の急な変化に注意が必要です。夜は、西から進んでくる発達した雨雲がかかり、あす6日は、朝の通勤・通学の時間帯を中心に雨や風が強まる見込みです。
【6日朝までに予想される24時間雨量(多い所で)】
九州南部 200ミリ
奄美地方 150ミリ
東海地方 120ミリ
【その後、7日朝までの24時間に予想される雨量(多い所で】
東海地方 100ミリから150ミリ
奄美地方 およそ50ミリ
大雨による土砂災害や低い土地の浸水、川の増水などに警戒して下さい。
週明け 荒天に警戒
大雨時 街中の危険個所
①雨宿りをする際は、建物の地下室や、地下街などではなく、建物の1階以上の場所を選びましょう。橋の下も、川が増水する恐れがありますので、絶対に避けて下さい。
②浸水した道路を歩く時は、とても危険です。水の流れに足をとられてしまう恐れがあるだけでなく、足元が見えないので、側溝やマンホールに落ちてしまう可能性もあります。やむを得ず、水の中を歩く場合は、棒などで足元を確認しながら進みましょう。
③アンダーパスなど低い所を通る道路では、車が水につかると、水圧によって、ドアが開かなくなることもあります。運転の際は、なるべく低い所を通る道路を避けるよう、心がけてください。