日本海側「なだれ注意」 積雪は平年の2倍~3倍の所 あす3月並みの気温でリスク大
2023年01月31日11:37
先週末から積雪急増
今日31日の午後は、日本海側の雪は収まりますが、なだれには十分な注意が必要です。
2月のスタート 3月並みの気温 融雪・雪崩注意
北日本の日本海側や北陸の平地では、日中は雨の所が多くなりそうです。ただ、夜は再び冬型の気圧配置に。いったん融けた雪の上に、新たに雪が積もるため「なだれ」の危険が高まります。
2月のスタートは、日中は急な雪解けによる、なだれや屋根からの落雪、道路の冠水などに注意。夜は再び強まる大雪や吹雪に注意が必要です。
急な雪解け 注意点は?
① 雪解けによって「なだれ」が発生しやすくなります。気温の上昇や雨の後などに多く発生します。過去になだれが発生した斜面や積雪に亀裂が入っている所では、特に注意が必要です。
② 気温の上昇によって積もった雪が滑り、「屋根からの落雪」が起こりやすくなります。軒先で作業する際は頭上の状況を確認するなど注意が必要です。また、除雪作業を行う場合は、命綱とヘルメットを装着し、できるだけ複数人で実施するなど、安全を確保するようにしてください。
③ 雪が多く積もった道路で、気温が上昇したり、雨が降ったりすると、「冠水」のおそれがあります。路肩に集められた雪によって排水が悪くなったり、雪の塊が排水溝を塞いだりしてしまうことがあるためです。大雪のあとの雨は、たとえ大雨でなくても、道路の冠水に十分ご注意ください。