2月スタートは低気圧が急速に発達 北海道と東北は台風並みの暴風・高波・大雪に警戒
2023年01月31日18:09
2月スタート 日中は暖気で気温上昇 夜は寒気で急降下
1日(水)の日中は気温が上がりますが、それも束の間です。夜は再び冬型が強まり、気温が急降下。北陸や北日本の日本海側では、いったん融けた雪の上に、新たに雪が積もるため、「なだれ」の危険が一層高まります。
北日本 大雪・暴風雪に警戒
低気圧が予想以上に発達し、冬型の気圧配置が強まる場合は、暴風雪や大しけとなるエリアが拡大する恐れがあるため、早めの備えをお願いします。
関東など太平洋側の各地も、平均10メートル前後、瞬間的には20メートル前後と、風に向かって歩きにくいくらいの強風となりそうです。
北海道は大雪にも警戒
猛烈な風とは?暴風雪に警戒
猛烈な風とは、平均風速が30m/s以上の風を表しています。時速だと、およそ110km以上で、特急電車並みの速さです。このような猛烈な風が吹くと、走行中のトラックが横転したり、多くの樹木が倒れたりする恐れがあります。電柱や街灯で倒れるものや、ブロック塀や住家が倒壊するものがでる可能性もあります。なお、瞬間風速は平均風速の1.5倍程度になることが多く、時には3倍以上になることもあります。
北日本では、猛烈な風に加えて、雪も伴うため、暴風雪となりそうです。視界が白一色となり、方向や地形が識別不能となるホワイトアウトのおそれがあります。屋外での行動は極めて危険です。1日(水)午前までに備えをすませ、午後は不要不急の外出は控えるようにしてください。