九州~関東 午後は天気急変に注意 急な雨・落雷・竜巻などの突風・ひょうに注意
午後は天気急変に注意
午後は東京都心など関東南部や静岡などで、最高気温が25℃以上の夏日になる予想です。地上の気温が上昇している所に、上空にはこの時期としては強い寒気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定になる見込みです。
雷が発生する確率は、九州~関東で高く、山陰など西日本の日本海側では、80%~90%以上と非常に高くなっています。午後は、急な雨や落雷、竜巻などの激しい突風、ひょうなど、天気の急変に注意が必要です。
「山の雷、川の増水」と言われるように、山で雷雨があると、下流の川は晴れていても急に増水する事があります。屋外のレジャーは、早めの避難を心がけましょう。
先週の土曜も不安定 「ひょう」や「あられ」の降った所も
気象庁では、空から降ってくる氷の粒を、直径5ミリ以上のものを「ひょう」、直径5ミリ未満のものを「あられ」としています。ビニールハウスなどが破ける可能性があるため、農業施設や農作物の管理に注意が必要です。
大気の不安定な状態は、あす17日月曜の朝にかけて続く見込みです。17日月曜の日中は、次第に大気の状態が安定し晴れる見込みです。
竜巻の前兆
①昼間なのに真っ黒い雲が近づき、周囲が急に暗くなる。
②ゴロゴロという雷の音が聞こえたり、雷の光が見えたりする。
③ヒヤッとした冷たい風が吹く。
また、大粒の雨が降りだしたり、ひょうが降りだすこともあります。ただ、竜巻の前に、これらの前触れが必ず発生するとは限りませんし、ハッキリしない場合もあります。少しでも異変を感じたら、早めの避難が必要です。