東京都心で「花粉光環」 大量飛散サイン 広くスギ花粉ピーク あとどれくらい飛ぶ?
2024年03月10日13:35
万全な花粉対策必須の1週間
今週は、全国的に雨が降る12日(火)以外は、各地で花粉が「非常に多く」飛ぶでしょう。特に、雨上がりの晴れ、風が強い、空気が乾燥する日は、花粉が非常に多く飛ぶため対策は万全にしましょう。
12日(火)の雨の後は、日に日に気温が上がり、15日(金)からは、関東以西は最高気温が20℃くらいまで上がる見込みです。春本番の暖かさとなり、花粉が大量飛散する予想です。花粉は「付けない・吸わない・持ち込まない」。外出時だけでなく、家の玄関の扉を開ける前に、よく払って花粉を落とすなど対策をしましょう。
スギ・ヒノキ花粉のピーク予測
どれくらい飛んだ?
東京都アレルギー情報navi.によりますと、予想最大値(スギ・ヒノキ)に対する飛散した花粉数の割合は、青梅で50%、立川で65%など、多摩地域ではすでに半分以上飛散した所もありますが、千代田区22%など都心では20%前後となっています(観測期間:3月4日まで、多摩地域は3月7日まで)。
スギ花粉のピークは3月中旬~下旬にかけて、ヒノキ花粉のピークは3月下旬~4月上旬の所が多いため、もう少しの辛抱です。
花粉が多く飛ぶ時間帯は?
これは早朝、日の出とともに雄花が開き、放出された花粉が風に乗って都市部にやってくるタイミングが「正午ごろ」であること、そして日中、上空高くまで舞い上がった花粉は日没のタイミングで地表付近まで降りてくるためと考えられています。