土砂崩れの発生した熱海など東海や関東 日曜も強雨の恐れ 避難時の注意点は
記録的な大雨
熱海で大規模な土砂崩れが発生したり、千葉県や神奈川県でも土砂崩れや道路が冠水したりするなど、大きな被害がでています。
このあとの見通し
4日(日)は、また東海や関東に広く雨雲がかかるでしょう。一日雨が降ったりやんだりしそうです。今朝ほどではないものの、午前中を中心に活発な雨雲がかかり、雨脚の強まることもあるでしょう。いっそう雨量が増えて、さらなる災害につながる危険性があります。土砂災害や河川の増水、氾濫、低い土地の浸水に厳重な警戒が必要です。
土砂災害の危険を感じて避難するときは
避難時の服装は用意があればヘルメットを着用しましょう。動きやすい長袖、長ズボン、履きなれたスニーカー(運動靴)で避難してください。(おすすめは紐で締められ、靴底がしっかりしているタイプ。長靴は水が入ってしまうと歩行が困難になるため避けましょう。)避難時に必要なものはリュックに入れて両手を空けておき、できれば軍手を着用してください。
避難する際はできるだけ複数人で避難するようにしましょう。暗くなってからの非難は危険です。気象情報や避難情報をこまめに確認しつつ、明るいうちの避難を心がけましょう。浸水が始まっている場合は、傘や杖などの棒状のものを使って足元を確認しながら慎重に避難してください。
土砂災害は、雨のピークが過ぎて小康状態になっている時や雨がやんだ後にも発生する可能性があります。雨がやんだ後も、避難指示や大雨警報が解除されるまでは、避難場所にとどまりましょう。