関東甲信 帰宅時間帯は積雪増加か 東京23区も大雪注意 早めの帰宅を
内陸を中心に積雪
関東甲信の内陸部ではすでに積雪となっています。午前10時現在、埼玉県秩父市で7センチ、熊谷市で1センチの積雪となっています。関東南部では降り始めは雨の降った所が多くなりましたが、次第に気温が下がり、雪に変わっている所が多くなっています。東京都心では午前9時にみぞれを観測。午前10時16分、東京23区に大雪注意報が発表されました。
遅い時間ほど 状況悪化か
車は冬の装備で、ノーマルタイヤの場合は予定の変更や公共交通機関を使うことを検討してください。すでに「計画的・予防的通行止め」となっている道路がありますが、帰宅時間帯はさらに影響が広がる可能性があります。遅い時間になればなるほど、積雪が増え、電車の遅れなどが発生する可能性もありますので、早めの帰宅を心がけてください。
あす11日の明け方にかけて雪や雨が降るでしょう。朝には雪や雨はやみますが、積雪が残り、影響が長引く恐れがあります。
雪道での歩き方
①寒いからといって、手をポケットに入れたり、歩きスマホをしたりするのは、大変危険です。手が使えないと、急な動きに対応できず、万が一、転んだ時に、大けがにつながりますので、絶対にやめましょう。
②荷物は、なるべく手に持たないようにしましょう。バッグは、リュックサックなど背負うタイプの物がおすすめです。手が自由に使えるようにすると、いざという時に、けがが防げます。
③もし転んでしまっても、体を強く打たないよう、洋服も工夫しましょう。厚手の服装だと、寒さを防ぐだけでなく、クッションの代わりにもなります。
④洋服の素材は、濡れにくく、撥水性のある素材のものを着用しましょう。洋服が濡れてしまうと、体が冷えやすくなってしまいます。
⑤歩くときには、なるべく狭い歩幅で、足をまっすぐ下に踏み込みましょう。そろそろとペンギンのように歩くと、転びにくくなりますので、覚えておいてください。