猛烈な台風11号 沖縄の南で発達のピークに 3日以降は進路を北へ
猛烈な台風11号 発達のピークに
沖縄付近の海域は海面水温が30℃以上と高く、台風の発達しやすい状況となっています。台風11号は1日から2日頃、沖縄の南で発達のピークを迎え、台風の中心気圧は915ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は55メートル、最大瞬間風速は80メートルになる予想です。
3日以降は台風11号は進路を北よりに変え、その後、東シナ海を北上する予想です。
沖縄は影響が長引く恐れ
沖縄本島地方に暴風警報が発表されました。台風は31日夜のはじめ頃に沖縄本島地方に最も接近する見込みです。1日にかけて沖縄本島地方を中心に非常に強い風が吹き、大しけとなる所があるでしょう。
1日にかけて予想される最大風速(最大瞬間風速)は
沖縄地方:25メートル(35メートル)
奄美地方:20メートル(30メートル)
1日にかけて予想される波の高さは
沖縄地方:9メートル
奄美地方:7メートル
沖縄地方ではうねりを伴った高波に厳重に警戒し、暴風に警戒してください。また、奄美地方でもうねりを伴った高波に警戒が必要です。海岸付近には近づかないようにしてください。
また、沖縄地方では、1日にかけて、雷を伴った激しい雨が降る所があるでしょう。落雷や竜巻などの激しい突風にも注意してください。
台風11号の動きは遅く、影響が長引く見込みです。沖縄地方を中心に4日頃にかけて、大荒れとなり、海上では猛烈なしけや大しけとなるおそれがあります。
離れた地域も大雨警戒
台風11号は4日には東シナ海を北上する予想で、台風の進路によっては、来週は九州や四国など西日本でも台風の影響を受けて、大雨や大しけとなるおそれがあります。最新の台風情報にご注意ください。

