台風12号 発達しながら沖縄の南へ 動きが遅く先島諸島では影響が長引く可能性
2022年09月09日07:12
台風の進路
台風12号は、このあとも発達しながら北西へ進み、11日(日)から14日(水)頃にかけて「強い」勢力で暴風域を伴って、沖縄地方に接近するでしょう。
12日(月)頃から台風の動きがより遅くなるため、先島諸島では長い時間、台風の影響を受ける可能性があります。
先島諸島を中心に荒天のおそれ
11日(日)からは、台風の接近で先島諸島では非常に強い風が吹くでしょう。台風の進路によっては、12日(月)から14日(水)頃にかけては先島諸島では暴風となり、沖縄本島地方でも非常に強い風が吹くおそれがあります。また、先島諸島では11日(日)から警報級の大雨となるおそれもあり、警戒が必要です。
最新の台風情報に注意し、早めの台風対策をなさってください。
台風が近づく前の対策
1つめは、雨どいや側溝などを掃除して、水はけを良くしておきましょう。落ち葉などで側溝が詰まって水が流れないと、道路が冠水する原因となります。
2つめは、屋外に置かれている、飛ばされやすいもの(物干し竿、鉢植え、ゴミ箱など)は、しっかり固定するか、室内にしまうなどの対策をしましょう。商店などでは、看板が飛ばされたり、自動販売機が倒れたりしないか、確認してください。
3つめは、暴風で飛ばされてきたもので、窓ガラスが割れないよう、窓は鍵をかけ、雨戸があれば閉めましょう。窓ガラスにガムテープを貼ると、風圧に耐えられるようになります。もしガラスが割れても、破片が飛び散るのを防ぐために、カーテンも閉めておいてください。