3日も危険な暑さが続く 広く猛暑日 九州~東北の33都府県に熱中症警戒アラート
2023年08月03日06:34
危険な暑さが続く
最高気温は平年より高い所がほとんどです。九州から東北にかけて、所々で猛暑日(最高気温35℃以上)となるでしょう。大阪市では5日連続で猛暑日に、東京都心は今年14回目の猛暑日となりそうです。九州や山陰、北陸、関東の内陸部などで37℃から38℃と体温並みか体温を超すような暑さの所もあるでしょう。
九州~東北に広く熱中症警戒アラート
また、熱中症警戒アラートが鹿児島県、宮崎県、大分県、熊本県、長崎県、佐賀県、福岡県、山口県、高知県、愛媛県、香川県、広島県、島根県、鳥取県、和歌山県、兵庫県、大阪府、京都府、滋賀県、福井県、石川県、富山県、新潟県、三重県、愛知県、静岡県、神奈川県、東京都、千葉県、埼玉県、山形県、宮城県、岩手県に発表されています。
※熱中症警戒アラートは、熱中症を予防することを目的に、環境省と気象庁が共同で発表して、暑さへの「気づき」を呼びかけるための情報です。熱中症警戒アラートを発表する基準は「暑さ指数(WBGT)」です。暑さ指数は「気温」「湿度」「輻射熱(地面や建物・体から出る熱で、温度が高い物からはたくさん出ます)」を取り入れた、暑さの厳しさを表す指標です。この暑さ指数が、全国を58に分けた府県予報区等のどこかの地点で、「33」以上と予想した場合、熱中症警戒アラートが発表されます。熱中症警戒アラートが発表された所では、日頃から実施している熱中症対策を、普段以上に徹底することを心がけてください。
熱中症警戒アラート発表時 とるべき行動は
①外出はできるだけ控え、暑さを避けましょう。熱中症を予防するためには、暑さを避けることが、最も重要です。不要不急の外出は、できるだけ避けてください。屋内では昼夜を問わず、エアコンなどを使用して、部屋の温度を調整しましょう。
②屋外や、エアコンが設置されていない屋内での運動は、外での運動は、原則、中止や延期をしましょう。
③普段以上に、熱中症予防行動を実践しましょう。のどが渇く前に、こまめに水分を補給したり、なるべく涼しい服装を心がけたりしてください。
④熱中症のリスクが高い方に、声かけをしましょう。高齢者や子ども、持病のある方、肥満の方、障害のある方などは、熱中症にかかりやすいため、「夜間でもエアコンを使う」「こまめな水分補給を心掛ける」など、周りの方が声をかけてください。
⑤暑さ指数(WBGT)を確認しましょう。暑さ指数は、時間帯や場所によって、大きく異なります。環境省熱中症予防情報サイトなどで確認して、暑さ指数を行動の目安にしてください。