冬キャンでもおうちでも!見た目も元気になる、あったかお鍋はいかがですか?
2022年02月21日
まだまだ寒さの続く時期ですが、場所によっては、そこかしこで小さな春を見つけられるようになってきました。今回は、寒い時期に元気に外遊びを楽しむにも、おうちでぬくぬくと楽しむにもおすすめな、美味しいお鍋の作り方をご紹介します。
メニューはトマト鍋!
見た目にも鮮やかな、トマトをたくさん使ったお鍋です。トマトと言えば、その栄養成分のリコピンが一般的に知られていますね。リコピンは体内で作ることが出来ない栄養素です。上手に摂取するには、「油に溶けやすい性質を利用する」こと、「生よりも加熱して摂取する」ことで吸収率をアップさせることができるそうです。見た目にも鮮やかな赤い色は、なんだか気持ちも元気にしてくれそうですよね!
今回は土鍋での調理ですが、キャンプなどのアウトドアシーンに持ち込むのには、少し躊躇する方もいるかもしれませんね。筆者の場合は、土鍋の鍋部分と蓋部分をそれぞれバスタオルなどで鍋肌に沿って包み、蓋を逆さまの状態に合わせてから、ビニール紐などでずれないようにしっかりと固定します。割れ物なので、転がったり、上に荷物を載せたりしない場所に置いて運搬します。到着してからも、設営などで荷物をガサゴソしがちですが、その際も邪魔にならない場所で。少し気を遣いますが、やっぱり土鍋は、見るだけでもテンションが上がります。ぜひ、工夫して、楽しんで欲しいと思います。
いざ!作ってみよう
お好みで、具材のアレンジも!
<材料>
トマト 3個
セロリ 1本
にんじん 1本
玉ねぎ 1個
キャベツ 1/6個
キノコ類 お好みで
パプリカ(黄色) 1個
大根 7cm
にんにく 1片
ウインナー 12本くらい
鰹だし(顆粒) 小さじ1と1/2
コンソメ 大さじ1
めんつゆ 大さじ3
砂糖 大さじ1
オリーブオイル 大さじ1〜2
カットトマト(缶) 200g
水 700ml
<作り方>
1. トマトは洗ってヘタを除き、1.5cm角に切ります。
セロリは筋を取り、茎の部分は斜め切りに、葉の部分は粗めのみじん切りにします。
にんじんは厚めの短冊切りにします。
玉ねぎは皮をむいて、10等分程度のくし切りにします。
キャベツは芯の部分は粗めのみじん切りにし、葉は食べやすい大きさのザク切りにします。
キノコ類は石突きを落として、食べやすい大きさに切るか、小房に分けます。
パプリカはヘタと種を除いて、みじん切りにします。
大根は皮をむいて7mm程のいちょう切りにします。
にんにくは皮を除いて、みじん切りにします。
2. 土鍋に玉ねぎ、キャベツ、にんじん、大根、キノコ類、セロリの茎、にんにく、トマトの順で重ねます。
3. 2の上にカットトマトを加えて、鰹だし、コンソメ、めんつゆ、砂糖をのせます。
4. オリーブオイルと水を上から回しかけて、蓋をして、中火で加熱します。
5. 沸騰したら、全体に味が回るように、具材をひと混ぜして、ウインナーを加えます。弱火〜中火程度でさらに15分ほど煮込みます。
6. 具材に火が通ったら、パプリカとセロリの葉を散らして、完成です。
※土鍋は余熱調理ができるのも、魅力のひとつです!時間が許すならば、5でウインナーを加えて、再沸騰したところで火を止めて、30分〜1時間置き、食べる前に再加熱すれば、味がまとまって、とても美味しくいただけるのでおすすめです。
※お好みで、粉チーズやタバスコなどを振っても美味しいですよ!粉チーズは鍋に付きやすいので、取り皿やとんすいなど、各自で入れることをおすすめします。
たくさん作って、残ったら?
簡単にリゾット風の味わいが
1番におすすめしたいのが、炊き込みご飯でオムライス風です。米炊き鍋に米を入れたら、規定の量のスープのみを加えて炊き上げます。にんじんやキノコなどの残った具を加えても。具材を多く入れすぎるとベチャッとしやすいので注意しましょう。おこげができやすいので、火加減は守ってくださいね。パラパラとした、奥深い味わいのご飯が出来上がり、いくらでも食べられてしまいそうです。シンプルなので卵はバターを利かせてトロトロに仕上げてみてください。食感と味のコントラストが最高のひと品に変身しますよ。
他にも、スパゲッティを折って加えて煮込んだり、ペンネを使っても。そのまま煮込むことができるものもたくさん売られていますので、スープの残量で調整してみてください。
しっかり食べて、体を温めて、元気に過ごしたいですね。