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    「発生してからの避難では間に合わない…」土石流など災害の仕組み学び防災意識高める(鳥取)

    土砂災害について子どもたちにも理解を深めてもらおうと鳥取市の小学校で6月11日、防災教室が開かれました。

    県職員:
    逃げる時間がないので、こういうことが起きるとみなさんの命が一瞬で失われる。

    鳥取市河原町の散岐小学校で11日に行われた防災教室では、先生役の県職員が4年生と5年生合わせて13人に、これまで全国各地で起きた土砂災害などの映像を紹介しながら、土砂崩れや土石流が起こる仕組みや被害の大きさなどを解説しました。

    県職員:
    土砂が流れてくると、川沿いに家があったりすると危ないですね。

    また、大雨によって岩や土砂が山から流れてくる土石流の被害を、模型を使ってシミュレーションでは、土石流は、発生してからの避難では間に合わないことや砂防ダムが土砂を食い止めることで被害を抑える役割をしていることなど防災の基礎知識を学んでいました。

    児童:
    近くの山が崩れたらどうしようかなと思いました。逃げるところとかを知っておきたいです。

    児童:
    (土砂崩れの)前兆が分かったので、その前兆が起きたらすぐ逃げれるようにしておきたいです。

    鳥取県河川砂防課・石賀崇課長補佐:
    これから梅雨や台風の時期になり、河川の災害や土砂災害が発生する可能性がありますので、きょうの防災教室で覚えていただいたことを思い出して、早めの避難を実現していただけたら。

    11日は、加えて児童が学校近くで行われている急傾斜地の崩壊を防ぐ工事も見学し、災害から地域を守るために多くの人が関わっていることを学んでいました。

    「発生してからの避難では間に合わない…」土石流など災害の仕組み学び防災意識高める(鳥取)

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