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    ”Let’sお天気フィットネス!”古山予報士が伝授する「暑熱順化」 汗を上手にかきながら熱中症を回避する方法とは

    テレビ宮崎の夕方ニュース「#Link」でお天気コーナーを担当している気象予報士・古山圭子さんが特技のイラストを使って天気の豆知識を解説するコーナー。今回は「暑熱順化(しょねつじゅんか)」について紹介する。

    今後「かなりの高温になる」と予想されている

    13日の宮崎県内は清々しい陽気となったが、この先暑くなりそうだ。12日に気象庁から「早期天候情報」が発表された。九州南部・奄美地方では18(日)ごろからかなりの高温が予想されている。平年との差が1.4度以上になるという。

    この先の最高気温を見ていくと、17(土)にかけては平年並みだが18(日)からは暑さのレベルが一段階上がり、21(水)には高千穂で真夏日が予想されている。 16(金)から雲が多くすっきりしない天気となるため、湿度も上がって熱中症のリスクが高まる。これに備えるため、今のうちに汗をかく練習をしておくと良い。

    「暑熱順化」とは?

    汗をかいて体を暑さに慣らすことを、漢字4文字で「暑熱順化(しょねつじゅんか)」という。 暑さに慣れていないと、熱が体にこもってしまい体温が上昇しやすくなってしまう。ただ「暑熱順化」で慣れていれば、熱を逃しやすくなって熱中症になりにくくなっていく。今の時期からしておいた方がいい。

    「暑熱順化」には、トレーニングが有効だ。ウォーキング、ランニング、自転車、筋トレやストレッチなど。汗をかくことが目的なので、入浴やサウナも有効。そこで、ご覧の皆さんも今ここで、「Let’sお天気フィットネス!」一緒にやっていきましょう。(監修:ティップネス)

    「暑熱順化トレーニング」をしよう!

    一つ目はフロントキックとサイドキック。左右交互に、前にキックをしていく。片足を持ち上げると同時に、膝も一緒に伸ばすと良い。次は横に、サイドキック。

    次は「ワイドスクワットツイスト」肩幅より広めに足を開いて、ゆっくりしゃがむ。立ち上がるときに体を斜め後ろにひねって、手はボールを投げるような形でしっかりひねるのがポイント。このような運動を少しずつでもやっていき、暑さに備えると良い。

    (テレビ宮崎)

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