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    26分後に最大4.7mの津波…珠洲市で能登半島地震を教訓にした避難訓練 あえて“車”を取り入れた理由

    能登半島地震を教訓にした避難訓練が行われました。
    珠洲市三崎町では最大4.7メートルの津波が26分後に押し寄せました。
    これを踏まえた住民が行った訓練とは?

    「午後2時半地震が発生しました」
    珠洲市三崎町寺家の下出地区で行われた訓練。
    この地区では地震による津波に備えた訓練を毎年行っています。

    30日の訓練の想定は震度5弱の地震が発生し16分後に15メートルの津波が到達するというもの。
    今年も地区の住民などおよそ20人が参加しました。

    去年発生した能登半島地震。この地区では最大4.7メートルの津波が26分後に押し寄せました。
    それでも、地区の住民は全員無事。毎年継続して訓練を行っていた成果でした。

    ただ課題もありました。能登半島地震では、体が不自由な人をおぶっておよそ100段の階段を上り避難した人がいました。

    そのため今回、訓練で使ったのは車。
    津波が起きた際、一般的に車での避難は渋滞が発生するためかえって危険とされています。
    それでも、この地区では高齢者が多いことなどを踏まえ今回、訓練に取り入れました。
    その結果、住民は10分から13分ほどで全員避難することができました。

    参加者:
    「時間通りにあがりました。階段上がるのが大変」
    「車乗せる時、不自由な人を乗せる経験がなかったのでどこを支えてとかどこを持ってとか分からなかったので勉強になった」

    下出地区は今後も万が一に備えて実践的な訓練を続ける方針です。

    26分後に最大4.7mの津波…珠洲市で能登半島地震を教訓にした避難訓練 あえて“車”を取り入れた理由

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