
(菅井貴子気象予報士が解説)午後5時40分現在
◆きょう22日(火)の気温
朝は冷えましたが、富良野市や上富良野町は17℃まで上がりました。
札幌も最高気温は15℃以上で、前日より7℃も高くなった一方、
オホーツク海側は低温が続き、
猿払村、斜里町ウトロ、宗谷岬は、最高気温でも2℃台となりました。
今週は道内で気温差が大きくなっています。
◆サクラ開花まもなく…
札幌のサクラの標本木は、中央区の気象台構内にあります。
冬の厳しい寒さと雪を乗り越えて、きょう1輪咲きました。
ただ、気象台の開花発表は、5輪以上咲くことが条件ですので、
あす以降に持ち越しとなりました。
◆あす23日(水)の天気
北海道の南を低気圧が通過するため、
朝は広範囲で雨が降るでしょう。
道南や太平洋側は、午後も雨が残り、
降水量は最大20~30センチで、水たまりが出来たり、
山の融雪も加わり、川が増水しますので、気を付けて下さい。
◆あす23日(水)の気温
札幌の最高気温は13℃で、前日より3℃前後低く、
日本海側やオホーツク海側は、前日に比べると寒く感じますが、
オホーツク海側は、前日より7℃前後も高く、
日中は、10℃以上で、寒さは緩むでしょう。
◆全道の10日間予報 23日(水)~5月2日(金)
24日(木)は、晴れる所が多く、札幌は今シーズン一番の20℃予報です。
サクラも咲き進み、お花見や散策にも良さそうです。
ただ、晴天は続かず、25日(金)から26日(土)にかけて
低気圧が通過し、雨が降り、寒さが戻るでしょう。
27日(日)も低く雲が広がり、低温傾向です。
ゴールデンウィークが始まりますが、
連休前半は、くもりや雨のすっきりしない天気で、
道東や道北は、朝晩は路面凍結にも注意が必要です。
峠越えは、夏タイヤでは危なくなりますので、遠出は、無理のない計画にしましょう。