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一心寺は山に囲まれた谷間にあるため、ヤエザクラを見下ろす景色は全国的にも大変珍しく、「サクラの雲海」と称されています。緑色や黄色など15種以上のサクラが境内を埋め尽くす景観は圧巻。谷底から吹き上げる風で巻き上がる桜吹雪は「サクラの竜巻」、足下に広がる花びらの様子は「サクラの絨毯」といわれ、毎年多くの人がこの景色を求めて訪れます。また、日本最大級の不動明王像や念仏鐘はパワースポットとして有名です。

本丸下の海岸は通称「城下海岸」と呼ばれ、有名な「城下かれい」の名の由来となっています。公園内には約100本のサクラが植えられており、春になると多くのお花見客で賑わいます。前方に高崎山を望む別府湾の眺望は絶景です。

花期の異なる6品種2600本が3万坪の里山を彩ります。早咲きのタイリョウザクラ1500本は3月初旬に開花予定。公園はNPO法人しだれ桜の里を創る会の代表理事阿部博進氏を筆頭に15年前から整備を進めました。山の斜面約10haを切り開いて作られた「桜の公園」。日本一の炭酸泉として有名な長湯温泉でゆっくり体を癒して、しだれ桜の里でキレイなサクラに心が癒されます。