歩くだけで楽しい!フランスのスーパーをご紹介

見たことのない野菜やフルーツ、売り場が広いチーズやヨーグルトなどの乳製品コーナーなど、日本のスーパーとのちがいがたくさんあります。見ているだけでも楽しめる、フランスのスーパーをご紹介します。買い物をするときに役立つ、野菜やフルーツの買い方やレジコーナーでの精算方法などもお伝えしますよ。
野菜やフルーツは量り売りで無駄なくエコ

野菜やフルーツは主に量り売りです。備え付けの袋に欲しい分だけ入れて、売り場にあるスケールに乗せます。画面から品物を選択すると、値段が印字されたシールが出てくるので、袋に貼り付けます。
例えばバナナは必要な本数だけ房からちぎりとってOK。私もよく一本だけちぎりとって購入しています。欲しい分だけ買えるシステムは、多すぎて消費に困るということもなく、無駄がなくてとてもいいですね。
常温で保存!?フランスで定番の牛乳とは

実はフランスでは、要冷蔵の牛乳よりも、常温保存・長期保存が可能な牛乳が一般的です。売り場も要冷蔵の牛乳より、こちらの方がかなり広いです。長期保存が可能な理由は、超高温瞬間殺菌という方法で、牛乳の中を無菌状態にしているからだそうで、いま我が家にある牛乳も4ヶ月先まで保存可能なので、その消費期限の長さには驚きます。フランスに来たばかりの頃は「大丈夫かな?」「おいしくなさそう…」と警戒して買いませんでしたが、試してみるとコクもあっておいしく、消費期限を気にしなくていいのも楽なので、今では常備しています。
ちなみに牛乳や水などは6本セットで梱包されて売られていますが、そんなにいらないときは、袋を破って欲しい分だけ持って行って大丈夫です。
飽きない!ラインナップが豊富なポテトチップス

フランスのスーパーに行ったときには、ポテトチップスコーナーにも立ち寄ってみてください。トリュフ、ビネガー、マスタード…など、日本にはない味がずらりと並ぶ様子におどろくと思います。
フランスでは塩辛い系のおやつといえばポテトチップスですが、ラインナップが豊富だと毎回気分で味を変え、飽きずに楽しむことができますね。
私のおすすめはトリュフ味です。トリュフの香りと濃い味わいを贅沢に楽しむことができ、おつまみにぴったりですよ。
割れないように持ち帰るのは大変ですが、日本のポテトチップスとの違いをぜひ試してみてくださいね。
ちなみに日本では、ポテトチップスもチョコもお菓子コーナーにまとめて置かれていますが、フランスでは、チョコやグミなどの甘いお菓子と、塩辛いポテトチップスは売り場が別です。どこにあるの?と迷うかもしれませんが、店内をぐるっと回って探してみてください。
フランスのレジコーナーでの精算方法

レジコーナーは、有人レジとセルフレジとどちらもありますが、セルフレジの方が空いていることが多いので、私はいつもセルフレジを使っています。日本と同じように自分でバーコードをスキャンして、カードか現金で支払います。
ちなみに有人レジの店員さんは日本と違って椅子に座っているのが普通です。作業スピードは日本と比べるとかなり遅めなので、焦らず気長に待ちましょう。
フランス人の日常を垣間見ることができるスーパーマーケット。ぜひ一度は行ってみてくださいね。
ちなみに日曜日は休みになるスーパーが多いので、行かれる際には気をつけてください!