ダウンジャケットを自宅で洗濯する方法!5つの極意や注意点
そこで今回は、ダウンジャケットを自宅で洗濯する方法や注意点についてご説明します。
まずはダウンジャケットを自宅で洗濯できるかどうかチェック

また、レザーやフェイクレザー、ウールやツイードなどの素材を使ったダウンジャケットは、変色したり縮んだりしやすいので、こちらもプロに任せた方が安心です。
ダウンジャケットを自宅で洗濯する方法

■1. ダウンジャケットを洗濯ネットに入れる
ダウンジャケットはデリケートなので、必ず洗濯用ネットに入れて洗います。型崩れを防ぐため、ダウンジャケットのファスナーやボタンはしっかり閉め、畳んでからネットに入れましょう。
■2. おしゃれ着洗い用洗剤を入れ、手洗いコースを選択する
ダウンジャケットを洗濯するときは、衣類へのダメージを防ぐおしゃれ着洗い用洗剤を使うのが基本です。また、洗濯コースは「手洗いコース」や「ソフトコース」「ドライコース」など、洗う力が弱いコースを選択しましょう。なお、全自動で行うのは「すすぎ」までです。脱水は調整が必要なので、全自動コースから外しておきましょう。
■3. 短時間の脱水を繰り返す
すすぎまで終了したら、30秒の脱水→ダウンジャケットをほぐすという作業を3回繰り返します。一度に長時間脱水をかけると、中のダウン(羽毛)が偏ってしまい、型崩れの原因となるためです。手元にスマホや時計などを用意し、30秒ずつ測りながら脱水をかけましょう。
■4. 風通しのよいところで陰干しする
脱水が終わったら、風通しの良い場所で陰干しします。ダウンジャケットは防水加工になっているため、表面は乾きやすいですが、内部までしっかり乾かすには時間がかかります。水分が残っているとカビなどの原因となりますので、2~3日かけてじっくり乾かしましょう。ハンガーにかけるときは、とじていたファスナーやボタンをすべて開けると通気性が良くなります。
■5. 乾燥機をかける
自宅に乾燥機がある場合は、陰干しした後、さらに低温で30分ほど乾燥をかけるのがおすすめです。ダウンが空気をたっぷり含み、よりふんわりとした仕上がりになります。
■ダウンジャケットを手洗いするときの手順
ダウンジャケットを手洗いする場合は、洗濯槽または浴槽に水をため、おしゃれ着洗い用の洗剤を溶かします。そこにファスナーやボタンをとめ、軽く畳んだダウンジャケットを静かに沈め、2~3回ほど押し洗いします。水を何度か替え、汚れや泡が出なくなったら、30秒ほど脱水した後、洗濯と同じ要領ですすぎを行います。
すすぎ時に汚れや泡が出なくなったら、洗濯機で洗う場合と同じように、脱水30秒→形を整えるを3回ほど繰り返して仕上げましょう。
ダウンジャケットを自宅で洗濯する際の注意点

■1. 頑固な汚れは前洗いする
ダウンジャケットはやさしく、丁寧に押し洗いするのが基本ですので、頑固な汚れがある場合は前洗いしておきましょう。水をふくませたスポンジで汚れた部分を濡らしたら、固形石鹸をつけ、スポンジで叩くようにすると汚れを落とせます。
■2. もみ洗い・こすり洗いはNG
ダウンジャケットをもんだりこすったりすると、中のダウンが偏ったり、生地やダウンを傷めたりする原因になります。一度中綿が偏るときれいに戻すのは難しいので、形を崩さないよう、静かにやさしく押し洗いすることを心がけましょう。
■3. フードは別洗いするのがおすすめ
フードがついているダウンジャケットは、洗濯前に取り外し、別の洗濯ネットに入れて洗うのがおすすめです。洗濯するときはジャケット本体と同じく、優しく押し洗いしましょう。