「ツナギ」を着て雪遊び!! 北海道、冬の子どもの防寒着

お散歩する“ツナギ軍団”
これ1枚着れば外に行ける。ファスナーが1ヵ所で、脱ぎ着しやすい。

さあ、ツナギたち、雪で遊ぶぞ~!!
足から履き、次に手を通し、ファスナーを上げれば装着(?)完了。足首と手首にゴムが入っているので、外からの風や雪が入ることはありません。また、必ずフードがついているので、とりあえずツナギが1枚あれば、外に出ることができます。
北海道の子どもたちは、だいたい幼稚園くらいまではこのツナギを着ていますが、小学生になると、上下分かれたものに“進化”します。
「足カバー」があれば、靴の中に雪が入らない。

ツナギと足カバーで完全防備!!
でも、この方式だと、遊んでいるうちに足首のゴムが膝まで上がってきて、靴の中に雪が入ってしまいます。そんな時に便利なのが「足カバー」です。
レッグウォーマーのような作りで、上側にはゴムが入っていて、膝下から落ちないようになっています。一方、下側にはゴムのベルトのようなものがあり、靴の上から土踏まずのあたりに引っかけるようにします。足カバーで靴から膝下までをすっぽり覆えば、雪の中で飛んだり跳ねたりして遊んでも、靴の中に雪が入ることはありません。
トイレを済ませてから着せるのがコツ。

さあ、探検に行くぞ!!
小さいうちから本格的にスキーを滑る子どもであれば、上下が分かれるスキーウェアを着ますが、ちょっとした雪遊びならツナギが便利です。そして、何よりもその姿が、まるで着ぐるみを着ているようで、なんとも微笑ましく思えます。晴れた冬の日に、ツナギを着た保育園児が手をつないでお散歩をしている姿を見ると、旭山動物園のペンギンのお散歩のようで、思わずニッコリしてしまいます。
気温が氷点下の日でも、北海道の子どもたちは元気に外で遊んでいます。これから北海道では冬のイベントが目白押しです。お子さん連れで北海道を訪れる方は、ツナギがあると便利かもしれません。

ツナギでタンデム