警戒レベル・特別警報・警報とは
警戒レベルには、とるべき行動と、それを促すための避難情報や警報などの防災気象情報が関係づけられています。
どの情報をもとに、どのタイミングで、どのような行動をとればよいのかをあらかじめ知っておき、いざという時に適切な行動がとれるようにしましょう。
警戒レベルとは とるべき行動
※新しい防災気象情報が2026年5月28日からスタートしました。
警戒レベルとは、災害発生の危険度と、とるべき避難行動を住民が直観的に理解できるようにするため、5段階のレベルで示される情報です。
■警戒レベル1:災害への心構えをする
この時点で災害が発生する危険性は低いですが、最新の気象情報を確認するなど、災害への心構えをしておきましょう。
■警戒レベル2:避難に備えて避難行動を確認する
災害が発生するおそれがあるとして、各種注意報が発表されます。この段階で、ハザードマップで避難場所や避難経路を確認するなど、避難に備える行動をしましょう。
■警戒レベル3:高齢者など避難に時間がかかる人は避難を開始する
警報が発表されるなど、災害が発生するおそれがある状況では、自治体から「高齢者等避難」の情報が出されます。この段階で、高齢者や障害のある方、妊産婦、乳幼児連れの方など避難に時間を要する人は避難を開始し、その他の人もいつでも避難できるように準備しましょう。
■警戒レベル4:危険な場所にいる人は全員速やかに避難する
危険警報が発表されるなど、災害が発生する可能性が高い状況では、市町村から「避難指示」が出されます。危険な場所から全員速やかに避難してください。なお、警戒レベル5になるとすでに安全な避難が難しい状況になるため、警戒レベル4までに必ず避難を完了しましょう。
■警戒レベル5:命を守るために直ちに安全を確保する
特別警報が発表されるなど、災害が発生または切迫している状況では、市町村から「緊急安全確保」が発令されます。すでに何らかの災害が発生している可能性が極めて高い状況のため、無理に避難場所へ向かわず、すぐに命を守るための最善の行動をとってください。
警戒レベル相当情報の違いは
警戒レベルとは別に、避難行動の判断の参考にするための「警戒レベル相当情報」が発表されることがあります。これは、国土交通省や気象庁、都道府県等が発表する防災気象情報のことです。
市町村が避難情報発令を発令する際の判断材料として使用されるほか、市民にとっても自主避難を考える目安となります。市町村から避難情報がでていない場合でも、警戒レベル相当情報が発表されたときは、自ら状況を判断し、避難行動をとるなどしてください。
特別警報とは とるべき行動
特別警報とは、予想される現象が特に異常で、重大な災害の起こるおそれが著しく大きい場合に、最大級の警戒を呼びかけるために発表されます。
気象に関する特別警報には、氾濫・大雨・土砂災害・高潮・暴風・暴風雪・大雪・波浪の8種類があります。このうち、氾濫・大雨・土砂災害・高潮特別警報は、警戒レベル5に相当する情報で、名称に「レベル5」を付けて発表されます。
なお、それ以外の特別警報は警戒レベルとの対応はしていません。これらは警戒レベル1〜5のどれかに分類されることはなく、独立した「特別警報」として発表されます。
警報や危険警報の発表基準をはるかに超える現象に対して発表されるため、特別警報が発表されないからといって決して安心しないでください。特別警報が発表された時には、すでに災害が発生している可能性も極めて高い状況です。直ちに身の安全を確保しましょう。
また、荒天が予想されている際には、気象情報などをこまめに確認し、特別警報が発表される前に避難するよう心がけましょう。
危険警報とは とるべき行動
危険警報とは、重大な災害が起こるおそれが大きい危険な状況である旨を警告するために、気象要素が危険警報を発表するための基準値に達すると予想された場合に発表されます。特別警報と警報の間に当たる情報です。氾濫・大雨・土砂災害・高潮の4種類があり、相当する警戒レベルである「レベル4」を付けた名称で発表されます。
危険警報が発表されたら、市町村からの避難情報の発令に注意をしましょう。また避難指示が出ていない場合でも、気象情報や河川の水位情報などを確認して、自ら避難の判断をするようにしましょう。
気象庁では、それぞれ土砂災害、大雨(浸水害・中小河川の氾濫)、氾濫(大河川の氾濫)の危険度分布(キキクル)を発表しています。これにより、危険な箇所をより具体的に確認することができます。
警報とは とるべき行動
警報とは、重大な災害が発生するおそれのある時に警戒を呼びかけるために、気象要素が警報を発表するための基準値に達すると予想された場合に発表されます。
氾濫・大雨・土砂災害・高潮・暴風・暴風雪・大雪・波浪の8種類があります。このうち、氾濫・大雨・土砂災害・高潮警報は、警戒レベル3に相当する情報で、名称に「レベル3」を付けて発表されます。
警報が発表された時点で、すでに危険が高まっている場合があります。危険度分布などを確認して、状況を把握するようにしましょう。
なお土砂災害は、大雨のピークが過ぎて小康状態となっている時にも発生する可能性があります。土砂災害警報が解除されるまでは、油断せず警戒を続けてください。

