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日本気象協会の桜開花・満開予想について

日本気象協会の桜開花・満開予想についてよくある質問と答えをまとめました。

Q1:桜開花・満開予想の発表のスケジュールは?

桜開花・満開予想は、第1回は1月31日(水)、第2回は2月28日(水)、第3回の3月6日(水)から第10回の4月24日(水)までは毎週水曜日に発表予定です。発表時刻はいずれも14時頃です。2月までは開花時期の傾向を発表し、3月以降は満開時期の傾向もあわせて発表します。
なお、これ以外に臨時で桜開花・満開予想を発表する場合があります。また、桜の開花・満開の観測日は随時更新します。

Q2:日本気象協会の桜開花・満開予想の特徴は?

各地気象台の標本木、公園などの協力機関による正確な観測データを重視した、気象学的根拠に基づいた予想を出しています。

Q3:開花日・満開日の基準は?

気象庁の観測基準と同じです。開花日は標本木で5~6輪以上の花が咲いた状態となった最初の日、満開日は標本木で80%以上のつぼみが開いた状態となった最初の日です。

Q4:予想する地点数は?

2月中は約50地点、3月以降は約80地点の発表を予定しています。予想地点の内訳は、各地気象台が観測する標本木約50地点と自治体・公園などの協力機関から観測データを得られる約30地点となっています。

Q5:日本気象協会の桜開花・満開予想の手法は?

独自手法を用いて桜開花・満開予想をおこなっています。独自手法とは、花芽の生育過程に大きな影響を与える秋以降の気温経過も参考として、独自の予測式を用いるものです。

Q6:桜開花・満開予想に使うデータは?

1. 前年秋から予想作業日前までの気温観測値
2. 予想作業日から開花時期までの気温予測値(当協会ポイント予報および長期予報)
を使用しています。

桜の開花時期には、前年の秋から春にかけての気温が大きく影響します。桜の花芽(はなめ)は前年の夏に形成され、その後、休眠に入ります。冬になって一定期間の低温にさらされると、花芽は休眠から覚めます(休眠打破)。休眠から覚めた後は、気温の上昇とともに生長し開花しますが、気温が高いほど花芽の生長が早く進み、開花が早まると考えられています。

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