秋雨前線は要注意 「空気のぶつかり合い」が大雨をもたらす 停滞前線のしくみ
長崎県南部 線状降水帯 発生
九州北部は、今夜遅くにかけて雷を伴った「非常に激しい雨」や「激しい雨」の降る所があるでしょう。土砂災害や低い土地の浸水、川の増水や氾濫に警戒してください。
また前線に近い山陰も今夜遅くにかけて、東北北部は昼過ぎから、局地的に「激しい雨」が降るでしょう。大雨による土砂災害や低い土地の浸水などに注意、警戒が必要です。
停滞前線は空気のぶつかり合い
停滞前線は、暖かい空気と冷たい空気の勢力がぶつかり合うことによって発生し、その周辺で雨が降ります。春の長雨の時期や梅雨時期、秋の長雨のころに現れやすく、ぐずついた天気が続くという特徴があります。また、前線付近で大気の状態が不安定になりやすく、ときとして雲が発達し、大雨をもたらします。
非常持ち出し品や避難場所、避難経路の確認など、大雨への備えをもう一度見直しておきましょう。