関東で雷ゴロゴロ 東京都内でも警報級の大雨の恐れ 道路の冠水などに警戒
関東でバケツをひっくり返したような雨
朝から発達した雨雲が関東を通過し、午前11時までの1時間最大降水量は、茨城県小美玉市で49.0ミリ(午前10時30分まで)、水戸市で38.0ミリ(午前11時まで)など、激しい雨を観測しました。
激しい雨とは、バケツをひっくり返したような雨で、一気に道路に水があふれ、冠水してしまうような降り方です。
東京都心も16.5ミリのザーザー降りの雨が降りました。(午前9時30分まで)
関東から東海にかけて、発達したライン状の雨雲がやや停滞しています。
都内でも警報級大雨の恐れ
いったん雨がやんでも、再び雨雲がかかりそうです。
東京は、昼過ぎにかけて雨で、局地的には1時間に40ミリの激しい雨が降るでしょう。予想より発達した雨雲が停滞した場合には東京都内でも「警報級の大雨」となる恐れがあります。雨雲レーダーで自分がいる周辺の雨雲を確認して、安全に過ごすようにしてください。
きょう26日(火)夕方にかけて、低い土地の浸水、河川の増水に注意、警戒してください。
関東北部では夕方から滝のような雨
また、朝からあちらこちらで、落雷を観測していますが、このあとも落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうにも注意が必要です。
発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、早めに建物内に移動するなど安全確保に努めてください。
なお、関東はあす27日(水)も午後を中心に、雷を伴った非常に激しい雨や激しい雨が降り、大雨となる所がある見込みです。
雨雲レーダーで周囲の安全を確認するようにしましょう。
街中でゲリラ豪雨(局地的な大雨)が発生 避難のポイントは
①雨宿りをする際は、建物の地下室や、地下街などではなく、建物の1階以上の場所を選びましょう。橋の下も、川が増水する恐れがありますので、絶対に避けて下さい。
②浸水した道路を歩く時は、とても危険です。水の流れに足をとられてしまう恐れがあるだけでなく、足元が見えないので、側溝やマンホールに落ちてしまう可能性もあります。やむを得ず、水の中を歩く場合は、棒などで足元を確認しながら進みましょう。
③アンダーパスなど低い所を通る道路では、車が水につかると、水圧によって、ドアが開かなくなることもあります。運転の際は、なるべく低い所を通る道路を避けるよう、心がけてください。