花粉シーズン迫る 昨年の3倍近い予想も 早めの対策を
2023年02月04日14:04
東海や近畿、四国は昨年の約3倍
今年は昨年の夏が高温であったことなどから、花粉の飛散量が多く飛ぶ傾向です。特に東海や近畿、四国では昨年の3倍近い飛散量が予想されています。中国地方や九州は1.5倍近い飛散量となるでしょう。
また、関東甲信では昨年の2倍以上で、例年と比べても2倍と、特に飛散量が多くなる見込みです。
福岡や東京など来週、広島や高松などは再来週に飛散開始か
飛び始め予想を見ると、福岡は来週水曜日(8日)、東京は来週土曜日(11日)となっています。また、高松(14日)や広島(16日)も再来週中に飛び始める予想です。
ただ、飛び始めの目安に満たない微量の花粉でも、敏感な方は症状が出ることがあるため、油断はできません。
飛ぶ量が少ないうちに対策を
主な対策としては、マスクと顔の隙間を減らす、表面のツルツルした素材の服を着る、家に帰ったらうがいをする、こまめに拭き掃除をするなどがあります。
花粉が多く飛ぶ年は、それまで症状の出なかった方でも、新たに症状が出始めることがあります。飛散開始の前から対策を習慣付けておくとよさそうです。