あす22日夜~26日 更に強い大寒波襲来 日本海側は大雪や吹雪 立ち往生リスク大
2022年12月21日13:23
今回より更に強い寒波襲来
この雨のあと、22日(木)~26日(月)頃にかけて日本付近は強い冬型の気圧配置となるでしょう。日本付近の上空約5000メートル付近には、北日本から東日本でマイナス39℃以下、西日本でマイナス30℃以下の強い寒気が流れ込む見込みです。上空5000メートル付近でマイナス36℃以下が入ると大雪の目安と言われますが、今回はマイナス39℃以下の更に強い寒気が流れ込む予想です。
また、上空1500メートル付近でマイナス6℃以下の寒気(平地に雪降らせる寒気)は日本列島をすっぽりと覆うでしょう。
再びJPCZ発生か
※JPCZとは、シベリアから流れ込む冷たい風が朝鮮半島北部に位置する長白山脈(最高峰:白頭山2744メートル)によって、いったん二分し、その風下である日本海で再び合流することでできる収束帯(雪雲が発達しやすいライン)のことです。
一気に70センチ~90センチの降雪のおそれ
雪に慣れている地域でも除雪が追い付かないほどの大雪が、22日夜~26日頃にかけて丸4日間ほど続く恐れがあります。
大雪による交通障害に警戒し、着雪やなだれに注意してください。
強風や高波に警戒
【22日に予想される最大風速(最大瞬間風速)】
◆北海道地方 23メートル(35メートル)
◆近畿地方、中国地方 20メートル(30メートル)
【23日に予想される最大風速(最大瞬間風速)】
◆北海道地方、東北地方、北陸地方、近畿地方、中国地方
20~24メートル(25から35メートル)
【22日に予想される波の高さ】
◆北陸地方、近畿地方、中国地方 5メートル
【23日に予想される波の高さ】
◆東北地方、北陸地方、中国地方 6メートル
◆北海道地方、近畿地方、九州北部地方、九州南部 5メートル