鹿児島県400ミリ超の大雨 10日は九州北部で線状降水帯発生か 西・東日本も大雨
昨日9日 鹿児島県で線状降水帯が発生 48時間雨量400ミリ超えも
九州南部は大雨のピークは一旦越えていますが、地中にはまだ水分が残っています。雨が止んだ後でも土砂崩れが起こる恐れがありますので、引き続き危険な斜面には近づかないでください。
今日10日は九州北部で線状降水帯発生の恐れ

九州北部地方(福岡県、佐賀県、長崎県、大分県、熊本県)では、今日10日夕方にかけて線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性があります。
土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重な警戒が必要です。自治体から出される避難情報にもご注意ください。
今日10日 大雨エリアはさらに拡大
明日11日にかけても激しい雨が降り、さらに雨量が多くなる所があるでしょう。九州南部でも再び激しい雨が降りそうです。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒、注意してください。
梅雨入り早々 梅雨末期のような大雨 いったん弱まっても注意
12日(木)、13日(金)頃はいったん雨は弱まりますが、14日(土)から15日(日)頃は再び雨脚が強まるでしょう。最新の気象情報に注意が必要です。
線状降水帯発生予測がでたら
① いつもより大雨災害が起きる可能性が高い状況だということを認識し、テレビやスマートフォンなどで気象情報をこまめに見るようにしてください。
② 川の近くや土砂災害の危険のある地域にいる人は、避難する可能性があると考え、自治体から発表される避難情報に注意しましょう。この段階で、飲食品、貴重品、着替えなど避難所に持って行くものを再確認し、必要になればすぐに避難できる準備を整えてください。暗くなってからの避難は危険です。気象情報や避難情報をこまめに確認しつつ、明るいうちの避難を心がけましょう。
③ 避難先は、自治体の指定する避難所のほかに、安全な親戚・知人の家やホテル・旅館など複数の候補を考えておくと良いでしょう。