9日~12日は九州~北陸で大雨による道路への影響大 冠水道路の走行は避けて
九州~近畿は道路への気象影響リスク大
上の「道路の気象影響予測」を見ますと、九州南部では今日9日の夕方にかけて、九州北部や中国地方では10日(日)から12日(火)にかけて影響リスクが高くなっています。四国や近畿でも10日(日)から12日(火)にかけて影響リスクの高い道路があります。
大雨によって通行止めや速度規制など影響がでる可能性があります。交通情報をこまめに確認してください。冠水した道路を走行することは危険です。冠水した道路は避けるようにしてください。また、激しい雨が降ると、車輪と路面の間に水膜が生じ、ブレーキが効かなくなる(ハイドロプレーニング現象)が起こる恐れもあり、注意が必要です。
東海~東北でも影響あり
東北でも今日9日は局地的に発達した雨雲がかかり、激しい雨の降る所がありそうです。車を運転する場合は注意が必要です。
3連休やお盆休み期間で、慣れない道路を運転する機会が多くなる時期です。いつも以上に慎重な運転を心掛けてください。
なお、高速道路影響予測は天気予報に基づく予測です。実際の規制状況は道路管理者等の発表を確認なさってください。
冠水道路は危険 車での走行は避けて
浸水による車への影響は、車の形や設計により異なりますが、一般的にタイヤの高さの半分を超える深さの水の中を走行すると、エンジンや電気系統に異常が生じ、走行不能となるおそれがあります。タイヤが完全に水没すると、車体が浮いて移動が困難になります。さらに、水深がドアの下にかかると、車外の水圧により内側からドアを開けることが困難となり、ドアの高さの半分を超えると、内側からほぼ開けられなくなります。水深がもっと深くなったり、流れが速くなったりすると、車ごと流される場合もあります。
車を運転中に大雨に遭遇した場合は、できるだけ低い場所を避けて運転してください。特にアンダーパス(立体交差で、鉄道や道路の下を通る掘り下げ式の地下道)は危険ですので、近づかないようにしましょう。万が一、冠水した道路で車が動かなくなった場合には早めに脱出することが重要です。