大陸から黄砂 今後は九州などに飛来する可能性
九州などに黄砂飛来の可能性
今夜にかけて、九州などに飛来する可能性があります。今の所、濃度が濃くなるこはない予想ですが、洗濯物や車などに黄砂などが付着して、汚れることがあります。
黄砂が最も多くなるのは春ですが、1月にも数年に一度程度観測されてます。現在、観測を行っている全国11地点では、2021年1月に福岡、広島、新潟で黄砂が観測されました。
黄砂はどこから飛んでくる?
黄砂は、上空の強い風によって、遠く離れた日本へも飛んできます。黄砂が最も多く観測されるのは、春(3~5月)で、時には、空が黄褐色に煙ることもあります。また、黄砂は秋に飛んでくることもあります。日本で、黄砂が観測される回数が多いのは西日本ですが、東日本や北日本など広い範囲で黄砂が飛ぶこともあるのです。
黄砂の影響は、量が少ないと、遠くの景色がぼんやりかすむ程度ですが、黄砂の量が増えるにつれて、車や洗濯物などが汚れてしまったり、小型航空機の運航に影響がでたりすることもあります。黄砂が予想される場合は、注意が必要です。