全国週間 天気も気温も変わり目 金曜日頃は大雨のおそれ 土曜日と日曜日は行楽日和
2023年09月19日16:29
明日20日(水) 西から秋雨前線近づく 北は寒冷前線通過
9月後半に入っても記録的な暑さが続いていますが、この先は本州でも秋の訪れを感じられそうです。そのカギとなるのが、「秋雨前線」とその北側にある「移動性高気圧」です。
明日20日(水)は西から秋雨前線が近づき、北日本付近を寒冷前線が通過する見込みです。秋雨前線は、南側に「夏の空気」、北側に「秋の空気」があり、季節を分ける前線です。
明日は西日本では天気がゆっくりと下り坂で、午後は所々で雨が降りそうです。前線が近づく九州北部や中国地方では、夜は雨の降る所が多いでしょう。
関東甲信や北陸から北海道は寒冷前線の影響で、雨の降る時間がありそうです。局地的にはカミナリを伴って、道路が冠水するほどの激しい雨が降るでしょう。土砂災害や低い土地の浸水、川の増水などに注意や警戒をしてください。
秋雨前線南下 22日(金)頃は大雨のおそれも
九州から東北では、雨の降る所が多いでしょう。前線上を低気圧が進むため、九州北部から北陸では雨の降り方が強まり、大雨になるおそれがあります。最新の気象情報にご注意ください。
最高気温は30℃以上の所が一気に少なくなり、前線の北側に入る北海道や東北では25℃まで届かない所もあるでしょう。特に朝晩は冷えて、北海道では10℃を下回る所もありそうです。急に季節が進み、気温差が激しいでしょう。重ね着をするなど、服装でうまく調節してください。
23日(土・秋分の日)と24日(日)は、秋の移動性高気圧に覆われる見込みです。全国的に秋晴れで、行楽日和になるでしょう。
最高気温は30℃を超える所もありますが、湿度は低めで、カラッとした暑さになりそうです。湿度が低いとノドの渇きを感じにくくなります。こまめな水分補給は忘れないよう、お願いします。
25日(月)から26日(火)にかけては、再び本州付近を前線が南下する見込みです。晴れ間がありますが、雨の降る所もありそうです。
体調管理だけなく服装選びにも注意
24日(日)から25日(月)は、朝晩の気温が20℃を下回る所もあるでしょう。カーディガンなど一枚羽織る物を用意しておくと良さそうです。ただ、日中はまだ半袖が活躍しますので、服装でうまく調節しましょう。
上の図は、季節や風速などによっても指標が多少変化し、人により暑さや寒さの感じ方も異なるため、あくまで目安です。