お盆にかけてもゲリラ豪雨のおそれ 今夜までに台風発生へ 海でのレジャーも要注意
2024年08月07日16:47
きょう7日夜には台風発生へ 今後の動向に注意
台風が接近する小笠原諸島では明日8日明け方にかけて雷を伴った激しい雨が降る所もあるでしょう。熱帯低気圧から変わる台風の進路等によっては、警報級の大雨となる可能性があります。土砂災害に注意・警戒してください。
九州から関東では、台風から離れていても熱帯由来の暖かく湿った空気が流れ込むため、局地的に雨雲やカミナリ雲が発達するでしょう。
今日7日も広い範囲で大気の状態が不安定で、あちらこちらでにわか雨や雷雨がありました。特に、福島県では局地的に雨雲が発達して、1時間に約100ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、「記録的短時間大雨情報」が多発しました。お盆にかけても天気の急変にご注意ください。
海では明後日9日頃からうねりを伴って、次第に波が高くなるため、海でのレジャーも注意が必要です。お盆休みに入り、計画を立てている方もいらっしゃるかと思いますが、予定の変更も検討してください。今後も最新の台風情報をこまめにチェックしましょう。
屋外でのレジャー 天気急変に注意
①山では雷雨の危険があるため、事前に気象情報を確認のうえ、山に入るか慎重に判断をしてください。万が一に備えて、避難できる山小屋の位置なども事前に把握しておきましょう。
②海では落雷は感電のおそれが高く、とても危険です。少しでも雷の音がしたら、すぐに海から上がって車や頑丈な建物に避難しましょう。
③川では晴れていても、上流部の大雨で水位が急に高くなることがあります。中州には入らず、テントを張る際は川から十分に距離をとりましょう。
最新の雨雲レーダーをこまめにチェックして、上流部も含めた実況や今後の予想を確認してください。「山の雷、川の増水」といわれるように、山で雷雨があると、下流の川は晴れていても急に増水することがあるため、注意が必要です。
お盆明けも天気安定せず 猛暑続く 夏バテ注意
最高気温は九州から東海では35℃以上の日がほとんどで、うだるような暑さが続きます。
長引く猛暑で、すでに体に疲れがたまっている方もいらっしゃるかと思いますが、暑さにまだ終わりが見えません。
お盆期間中も無理をせず、しっかり睡眠をとるなど、生活のリズムを大きく崩さないようにしましょう。また、バランスの良い食事をとるなど、夏バテしないよう、お気をつけください。