8日も 九州~東北 災害に警戒 雨が一旦弱まっても気を抜けない状況
2020年07月08日07:24
九州北部は未明に川が氾濫 岐阜県と長野県には大雨特別警報
また、今朝、東海や甲信に活発な雨雲がかかり、午前6時台に岐阜県と長野県に大雨特別警報が発表されました。すでに何らかの災害が発生している可能性が高い状況です。
午前中 広範囲に活発な雨雲
予想される雨の量(10日午前6時まで)
あさって10日午前6時までの「48時間」に予想される雨量は、いずれも多い所で、東海で350~450ミリ、近畿で250~350ミリ、九州南部で200~400ミリ、四国と関東甲信で200~300ミリ、九州北部で150~250ミリ、北陸と東北で100~150ミリです。
雨が弱まったり、やんだとしても 危険な状況は続く
また、九州や、岐阜県、長野県を中心に、水位が上昇している川が多くなってきています。
もし、雨がいったん弱まったり、やんだとしても、災害の危険の高い状態は続きます。いま、避難先でお過ごしの方は、安全が十分に確保されるまでは無理にご自宅付近へ戻らないようにしてください。
各地とも、気象情報や避難に関する情報に留意し、可能な限り早めの行動を。避難をする際は、周囲の状況を十分確認し、極力、一人ではなく複数で、長靴(水が入ると動きにくくなる)ではなくスニーカーなどで、両手を空けた状態で行動するようにしてください。
避難所へ向かうことが却って危険な場合には、ご自宅内の崖や川から離れたできるだけ高い所で、身の安全を確保するようにしてください。