2025年8月の満月「スタージョンムーン」はいつ見える?名前の由来や込められた願いは
スタージョンムーンの名前の由来と意味

また、諸説ありますが、チョウザメがたくさんの卵をつけることから想像できるように、スタージョンムーンには「繁栄」という意味があります。そのほか、「自由」「自立」「友情」「オリジナリティ」など様々な意味があるとされ、“ビジネスや交友関係を広げ、自分らしく成長していく”といった願い事をするのによいと言われています。
スタージョンムーンの見える日時と方角は
満月は、日没の頃に東の空から昇り、真夜中に南の空を通って、日の出の頃に西の空へ沈みます。9日(土)の夜から10日(日)の明け方にかけて、晴れていればほぼ一晩中美しい満月を楽しむことができそうです。
●各地の日の入り/月の出の時刻 2025年8月9日(土)
根室 日の入り 18時30分 月の出 18時44分
仙台 日の入り 18時38分 月の出 18時51分
東京 日の入り 18時38分 月の出 18時50分
大阪 日の入り 18時53分 月の出 19時5分
福岡 日の入り 19時11分 月の出 19時24分
那覇 日の入り 19時11分 月の出 19時21分
月は約29.5日の周期で、新月→上弦の月→満月→下弦の月→新月という満ち欠けを繰り返します。この月の満ち欠けは、月と太陽との位置関係が変わることによって起こります。満月となるのは、地球から見て太陽と月が180度離れたときです。地球上の私たちのいる場所が太陽の裏側へ回ったとき、つまり夜になったときに、私たちは太陽に照らされた満月を見ることができます。満月が最大となる時刻は様々ですが、満月はいつも一晩中見ることができ、見える方角は大体同じになります。
各月の満月の呼び方

アメリカの先住民は、各月の満月に名前を付けることで季節を把握していたと言われています。それぞれの満月の名前は、その時期の自然や気象を表しており、農業や漁業、狩猟などの目安とされてきました。
なお、2025年、9月の満月「コーンムーン」は9月8日、10月の満月「ハンターズムーン」は10月7日、11月の満月「ビーバームーン」11月5日です。なおビーバームーンは、2025年で地球から最も近い位置で満月になる、スーパームーンです。
※9月の満月は「ハーベストムーン」と呼ぶこともありますが、今年2025年は「コーンムーン」の呼び方になります。その秘密については「ハーベストムーン」の記事で解説していますのでぜひご覧ください。
まとめ
まだ蒸し暑い夜の多い時期ですから、天体観測をされる際は、飲み物を手元においておくと安心です。無理のないよう、楽しまれてくださいね。
8月の満月「スタージョンムーン」、その意味を感じながら月を眺めてみると、また違った趣を感じられそうです。
最終更新者:小野 聡子