洗濯物を外干しするときの強風対策5つの裏技を詳しく紹介
今回は、洗濯物を外干しするときの強風対策と、風にあたった洗濯物を取り込むときの注意点をまとめました。
洗濯物を外干しするときの5つの強風対策

■1.グリップハンガーを使う
グリップハンガーとは、フックの部分で物干し竿をはさみ込むことができるハンガーのことです。物干し竿にひょいと掛けるだけの一般的なハンガーとは異なり、ハンガーの位置をしっかり固定できるので、強風にあおられても定位置をキープできます。
■2.肩に凹みのあるハンガーを使う
襟ぐりが広い、またはツルツルした素材のトップスは、そのままハンガーにかけるとすぐに肩から滑り落ちてしまいます。そんなときは、肩部分に凹みのあるハンガーを使用しましょう。凹みに襟ぐりを引っかけるようにすれば、多少風にあおられてもハンガーから落ちにくくなります。凹みハンガーがない場合は、ハンガーの両肩部分に輪ゴムを通しておくと、滑り止め代わりになります。
■3.前開きの服はボタン、ファスナーを留める
シャツやブラウス、ジップアップパーカーなど前開きの服は、そのままハンガーにかけると、前から風を受けたときに簡単に外れて落ちてしまいます。前開きの服はボタンやファスナーを留め、ハンガーからの落下を防止しましょう。なお、ボタンの場合は一番上だけ留めればOK。すべてのボタンを閉じてしまうと、手間がかかるだけでなく、通気性も悪くなってしまうので要注意です。
■4.洗濯ピンチやY字型洗濯ばさみを使用する
タオルやボトムスなど、ハンガーにそのまま掛けにくいものは、洗濯ピンチやY字型の洗濯ばさみを使用して干すのがおすすめです。洗濯ピンチの場合、フックそのものが固定されていないと意味がありませんので、物干し竿をしっかり挟み込めるグリップ式のものを使いましょう。
■5.ハンガーストッパーを利用する
ハンガーストッパーとは、ハンガーのフックを物干し竿に固定することができるアイテムのことです。ハンガーをひとつひとつ固定するタイプもあれば、フックを通す穴が複数あいているバータイプのものもあり、ニーズに合わせて選ぶことができます。グリップハンガーよりも単価が安いので、コストをかけずに強風対策したい場合におすすめです。
4月の風は花粉・黄砂も吹き荒れる

日本では春に観測されることが多いといわれており[注1]、場合によっては空が黄褐色になることもあります。4月の風の強い日に外干しすると、大気中に舞う花粉や黄砂が洗濯物に付着し、汚れやアレルギーの原因となることも。
花粉・黄砂の粒子ともに肉眼では見えないほど小さなものなので、外干しする以上、花粉と黄砂を完全に防ぐことはできません。花粉や黄砂が大量に飛散する日は、基本的に部屋干しするのがおすすめですが、どうしても外干ししたい場合は、洗濯物にかぶせるタイプのカバーやランドリーテントなどを活用するとよいでしょう。
[注1]気象庁:黄砂に関する基礎知識
風にあたった洗濯物を取り込むときの注意点
