冬の空気は澄んで見えますよね。そんな冬に、天体観測を楽しみたくなる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
空気の透明度には空気中の水分量が関係しており、水分量が少なくなるほど空気が澄んで見えます。一般的に、冬は夏に比べて空気中の水分量が少なくなるため、空気の透明度が増すのです。
ただし気温が低いため、冬の天体観測には防寒対策が必要になります。
天気予報をしっかりチェックし、必要に応じてマフラー・帽子・手袋・耳当て・カイロといった防寒アイテムも活用しましょう。
スノームーンは、肉眼でも観察可能です。より鮮明に観察するため、双眼鏡や望遠鏡を使ってもよいでしょう。双眼鏡は三脚に固定することで手ぶれがなくなり、快適に観察しやすくなります。
ただし、月面に太陽の光が正面からあたっている満月の場合、クレーターの凹凸を鮮明に見ることは難しいでしょう。また、望遠鏡で満月を見るとまぶし過ぎるときは、長時間の観察を控えたり、製品オプションのムーンフィルターを併用したりすることをおすすめします。